皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
今回は、Amazon物販であえてリスクを取って稼ぐ方法について話ができればと思います。
かなり具体的な方法を書いていますので、是非最後までお読みください。
この記事は以下のような人にお勧めです。
- 稼ぐためにリスクを取ることをいとわない人
- セラースケットを使っている人
Amazon物販の現状を知る|Project Zeroとセラースケット
昨今、Amazonでは「アカウントの停止、閉鎖」が活発に行われています。
悪質な販売業者が乱立しているのがその理由です。
例えば、A〇keyという有名ブランドのアカウントが削除されたのが話題になりました。
これはネットニュースにもなっています。
セラーアカウントが停止・削除される2つの理由とProject Zero
では、なぜこの有名ブランドのアカウントが削除されたのでしょうか?
なぜなら、大胆なやらせレビューをしていたことが発覚したからです。
また、もう一つ「アカウント停止、削除」につながるものがあります。
それは、真贋調査です。
Amazonは、Project Zeroという偽造品撲滅プロジェクトを実施しています。
では、この偽造品撲滅プロジェクトとは何でしょうか?
Amazonの公式サイトを見てみると、Project Zeroについて以下のように説明されています。
- 自動プロテクション
自動プロテクション機能は、Amazonの機械学習を利用し、ストアを継続的にスキャンして、偽造品の疑いがある商品を積極的に削除します。ブランドから重要なデータポイント(商標、ロゴなど)をご提供いただくことで、Amazonは1日あたり50億件を超える出品情報の更新試行をスキャンし、偽造品の疑いがある商品を探しています。 - セルフサービスの偽造品削除ツール
ブランドは、ストアに出品されている偽造品を削除するためにAmazonへ連絡する必要がなくなります。代わりに、新しいセルフサービスツールを使用したこれまでにない削除機能を利用できます。また、Amazonはこのデータを使用することで自動プロテクション機能を強化し、今後さらに、潜在的な偽造品の出品を事前に阻止できるようになります。 - 商品のシリアル化
ブランドは、登録商品を製造する際に、各ユニットに固有のコードを付与します。これにより、Amazonはストアで販売される1つ1つの商品の真偽を精査して確認できます。このサービスを利用することで、商品がお客様の手に渡る前に、すべての商品ユニットの偽造品を検出して阻止できます。
つまりどういうことかと言いますと、
偽造品撲滅プロジェクトとは、
- 偽造品の疑いがある商品をAIが自動で削除し
- ブランド権限者が偽造品の商品を申告すると、その商品を削除する
というシステムです。
事実、このシステム導入により、大量の商品とアカウントが削除されています。
更に、ブランド権限者がAmazonに通報できるようになったので、弊害も出ています。
例えば、本物を販売しているのに、偽造品販売の濡れ衣を着せられたセラーもいます。
この殺伐とした環境の中、「セラースケット」というお助けサービスが展開されています。
セラースケットとは?
このセラースケットは、Amazonのアカウント停止を予防してくれるサービスです。
更に、停止されたアカウントの復活サービスも行っています。
セラースケットの公式サイトを見てみると、以下のようにサービス内容が説明されています。
- アカウント停止に繋がる危険な商品が仕入れる前に分かる
- メーカー取り締まりや真贋調査の速報を通知
- アカウントヘルスに特化した情報掲示板
- アカウント復活サポート
もしあなたが、Amazonで単純転売をしているなら、アカウント停止になる危険性が常に付きまといます。
そのため、このサービスを利用している人は多いかもしれません。
このサービスでは、利用者が「Amazonからこの商品に対して警告がありました」とセラースケット側に連絡をすると、その商品ブランドに対して「危険度A~D」までランク付けをしてくれます。
利用者はその危険度をAmazonページ上で確認することができ、「この商品は安全に販売できる」「この商品はリスクがある」というのを簡単に判断することができます。
セラースケットの流行により起きた変化と ❝スキを突いて❞ 稼ぐ方法
セラースケットが流行した結果何が起きたか
このアプリが流行したおかげで、危険度A~Bの商品を販売する業者はかなり少なくなったと思われます。
更に、初心者はC~Dの商品も敬遠する傾向があります。
ですので、セラースケットでランク付けされた商品は販売業者(ライバル)が以前と比べて少なくなっています。
例えば、以前僕が輸入転売商品として販売していたあるページを確認すると、需要はあるのにセラーが少なくなっていました。
実数としては、以前は20~30人ぐらいセラーがいましたが、現在は10人以下です。
そして、危険度ランクを確認すると「Cランク」がつけられており、『初心者の方は要注意』の商品になっていました。
更に、以前取り扱っていた他の商品を調べると、BランクやAランクと認定されている商品も複数ありました。
しかし、僕は一度も真贋調査を受けたが事ありません。
僕のアカウントも停止したことがありません。
なぜでしょうか?
僕のAmazonアカウントが停止しなかった理由
なぜ、AランクやBランクの商品を販売していても、僕のアカウントは停止しなかったのでしょうか?
その理由は、「販売ページ」に気を付けていたからです。
僕は、いかにも正規代理店っぽいセラーがいるページや、正規品っぽいページでは販売しませんでした。
一方、並行輸入のセラーが作成したページのみで販売をしていました。
そのため、アカウント停止の憂き目を見ることがなかったのです。
これは、セラースケットの ❝スキを突く❞ とても有効な手段です。
セラースケットのスキを突く - その方法とは?
セラースケットでは、あるブランドに危険度ランクが付与されると、そのブランドの全ての商品ページに危険度ランクがつきます。
例えば、ダ〇ソンブランドが危険度Aランクに認定されたとします。
そうすると、正規品、並行輸入品含め、全てのダ〇ソンブランド商品が危険度Aとして表示されます。
ですが、そういった商品ページは、「正規品」のページや「正規代理店」が販売しているページ以外は、Amazonから警告されることがあまりありません。
ですので、このスキを突いて、危険度ランクが付与されている商品も販売することができます。
そうすると、ライバルを出し抜いて利益を出すことができるのです。
僕が輸入転売をしていたころはセラースケットがありませんでした。
ですので、雰囲気で判断をして出品していました。
つまり、販売したら警告が来そうな商品でも、「このページなら大丈夫そう」というページを感覚で探し当てて販売していました。
最初は分かりにくいと思いますが、だんだんそれらをかぎ分ける嗅覚が身に付きます。
これは、リスクもあるので推奨はできませんが、自己責任で実践してみるのはアリだと思っています。