皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、メーカー仕入れを判断する4つの基準をご紹介しました。
今回は、Amazon本体が出品してきた時の対処法についてお話ししたいと思います。
上手く対処すればメーカーとの関係性を向上させることもできますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめです。
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Amazon本体が出品してきて困っている人
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カート獲得ができなくて困っている人
Amazon本体が出品してきた時の対処法
Amazon本体は突然入ってくる
メーカー取引が進み、順調に商品を仕入れて販売していたのに、突然Amazon本体が出品してきたという経験はありますか?
特に国内メーカー商品の場合、こうしたことが発生しやすいと言えます。
Amazon本体のカート獲得率は異常なほど高いので、同じ価格で販売してもこちらに勝ち目はありません。
また、カート獲得のために価格を下げても、Amazon本体も下げてきます。
ですから、あっという間に価格競争になり、赤字になります。
では、Amazon本体が出品をしたらそれで終了なのでしょうか?
もちろん、そうではありません。
メーカーがAmazon本体と取引をしている場合の対処法
まず、メーカーに連絡してAmazonと取引をしているか確認しましょう。
もし、メーカーがAmazonと取引している場合は、私たちはAmazon本体よりカート獲得率が低いので、価格を下げなければ商品が売れなくなることをしっかり伝えましょう。
こうすることは、メーカーのブランドイメージを守るために大切なことです。
そして、私たちセラーにとっても大事なことです。
更に、Amazon本体はかなりの確率でメーカーの希望小売価格を乱します。
このことについても、具体的に商品ページを見せたりして、メーカー側に説明しましょう。
メーカーがAmazonと取引をしていない場合の対処法
次に、メーカーとAmazonが取引をしていない場合はどうでしょうか?
この場合、Amazonが卸業者などから商品を仕入れている可能性があります。
このことをメーカーに伝え、どの卸業者からAmazonに流れているか特定してもらいましょう。
もし特定が難しい場合は、メーカーからAmazonへ下記のように連絡をしてもらうのも良い方法です。
「昨今、弊社のブランドである●●の偽物や偽造品が出回っていて困っている。そこで、Amazonが扱っている商品が偽造品かどうか確認をしたいから、どこから仕入れたか教えてもらえないか?」
AmazonはProject Zeroという偽造品撲滅プロジェクトを実施しています。
ですから、この方法を取れば協力してくれる可能性があります。
私もこれでいくつか卸業者を特定しました。
このように業者が特定できると、メーカーからも感謝されたりします。
結論として、メーカーがブランドイメージを大切にしたい、適正価格(メーカー希望小売価格)で販売をしたいと思っている限り、Amazon本体が入ってきても対処はできるのです。