皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、メーカーとの関係構築の必要性についてご紹介しました。
今回は、価格のルールについてメーカーと交渉する方法をお話ししたいと思います。
イワイが実践している具体例も書かれていますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめです。
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メーカー取引をしている人
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メーカーから新商品の情報を受け取っている人
メーカーとの価格交渉|希望小売価格交渉をするべき場面とその実例
小売価格の交渉が必要な理由とは?
メーカー取引を開始しある程度期間が過ぎると、メーカーから新商品発売の連絡などが来ます。
その際に、卸値やメーカー希望小売価格などが伝えられるでしょう。
それらを基に計算すると、利益率が小さい場合があります。
そのような場合、小売希望価格を上げることを提案してみましょう。
卸値については、継続して購入をすれば後で下げることが可能です。
一方、小売価格は途中から値上げするのはハードルが高いです。
ですから、販売前に値上げ交渉をする必要があるのです。
メリットを伝えて小売価格交渉を進める
この際のポイントは、小売価格の値上げの正当性とメリットをいかに伝えられるかです。
私イワイは、10,000円で販売予定の新商品を12,000円に上げることができた経験があります。
その際の交渉方法をお伝えするので参考にしてください。
①小売価格で販売する際の利益と利益率を細かく計算し、相手にも分かるようにしっかり伝える。
②この利益率だと販促などにかけられる金額はとても少なくなる。
そして、販促に力を入れられないと代理店として役割を発揮できないと伝える。
③●●●●円に小売価格を上げられれば弊社の利益は●●●円になり、利益率も●●%になる。
この利益率であれば販促に毎月●●●●円かけることができ、販売数量を今後も増やすことが可能であると伝える。
更に、もし●●●●円で販売して思ったよりも売り上げが伸びない場合は、再度価格設定の検討を考えていることを伝える。
メーカーはこちらの状況を把握していない
メーカーはこちらの利益率を正確に把握しているわけではありません。
国内メーカーであればまだしも、海外メーカーであれば日本の税率なども知りません。
ですから、どのくらい税金で持っていかれるか、最終的な利益はどのくらいかを丁寧に伝えてあげましょう。
こちらの主張に正当性があり、メーカーにとってもメリットがあることが伝われば、小売価格を上げることが可能です。
更に、昨今急速な円安が進んでいます。
その影響からの小売価格の値上げ交渉も、同じようすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。