皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、Amazon本体が出品してきた時の対処法についてご紹介しました。
今回は、メーカーとの関係構築の必要性についてお話ししたいと思います。
メーカーに選ばれる代理店になる極意がかかれていますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめです。
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海外メーカーとの取引を始めようとしている人
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メーカーとの関係構築に悩んでいる人
良いメーカーが代理店の数を絞る理由
良いメーカーほど代理店の数は絞られる
今まで海外メーカーと取引をしてきて気付いたことがあります。
それは、利益がしっかり確保できる良いメーカーほど、代理店や販売店の数を絞っているということです。
ネット販売に知見があるメーカーは自社ブランド商品の販売価格やブランドイメージを守ろうとします。
そのため、取引先を固定したり、場合によっては取引先数を絞ったりします。
海外メーカーが代理店を1つに絞る理由
更に、海外メーカーはある程度売り上げが経つと代理店を1つ構えて、そこに卸すことしかしなくなります。
そのため、メーカーに新規取引の打診をしたら、日本の代理店を紹介されることがよくあると思います。
では、なぜメーカーは1つの代理店を置くのでしょうか?
基本的に
- 代理店に全て任せたほうが楽
- 自社でも販売をしたいが、人員が足りない、販促力がない。
- Amazon以外のオンラインモールやオフラインでも販売してほしい。
というのがその理由です。
私イワイも以前は小さなメーカーが働いていたので内情が解ります。
中小のメーカーは基本的に人員がギリギリです。
一人二役、場合によっては三役こなしていることがあります。
そんな中、海外市場の開拓をするのはかなりの負担です。
- 「自分たちで販売をしたいけれど、実際問題難しい」
- 「ネット販売の知識が無い」
というのがリアルな現状です。
そのため、私たちのような代理店が重宝されるのです。
海外メーカーが代理店を厳選する理由
また、メーカーからしても代理店をとっかえひっかえするのもリスクがあります。
- 今までの代理店に開拓してもらった販路がなくなる。
- 新たな代理店がしっかりと販売してくれるか、ブランドイメージを守ってくれるか不安
などです。
そのため、海外メーカーは代理店を絞り、その後はその代理店にのみ商品を卸すことが多いのです。
メーカーとの関係構築はお早めに
ですから、早いうちにメーカーから信頼される代理店を目指しましょう。
メーカーが欲しているものを提供し、抱えている問題を解決してあげましょう。
その上で販促に力を入れれば、かなりの確率でメーカーに選ばれる代理店になれます。
もちろん、自分から「代理店を絞ってほしい」「これ以上代理店を増やさないで欲しい」などの交渉も必須です。
メーカーにとって、誰よりも早く一番の代理店になることを意識して交渉を進めましょう