皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、Amazon物販における円安の影響について考えました。
今回は、並行輸入品が売れる2つの理由とAmazon公式と競合してしまったときの対処法について考えましょう。
この記事はこんな人におすすめです。
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これから並行輸入を始めようとしている人
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Amazon公式と被ってしまい苦戦している人
Amazon物販で並行輸入が稼げる2つの理由
私たちが取り扱う並行輸入品が売れる理由は、大きく分けて2つあります。
一つづつ見ていきましょう。
1.正規輸入品よりも安いから
1つ目の理由は、正規輸入品よりも安いからです。
そもそも並行輸入品とは、メーカーと代理店契約をした商品以外の輸入品のことを意味します。
そして、この並行輸入品は基本的に正規輸入品よりも安いです。
なぜなら、正規輸入品は輸入のコストが大きくかかります。
更に、国内でサポートが受けられたりするので、その分価格が高く設定されています。
一方、並行輸入品はサポートなどはありません。
そして、広告費などもかかっていないので、安く販売されることが多いのです。
2.日本で正規販売されていないから
2つ目の理由は、日本で正規販売されていないからです。
商品によっては、北米限定や欧米限定などの限定モデルがあったりします。
もちろん日本では正規代理店品が流れてくることはありません。
ですから並行輸入品が売れます。
例えば、日産自動車の高級モデル「インフィニティ」があります。
これは、米国・カナダ・欧州・ロシア・中東・中国・韓国で展開されているモデルです。
つまり、日本では販売されていません。
しかし、日本でもインフィニティに乗っている人を見かけることがあります。
そうした人は並行輸入品(逆輸入品)の車を乗っているのです。
このように、並行輸入品が売れる理由は大きく分けて2つあります。
逆に、これら以外の理由で私たちが取り扱う輸入商品が売れることは殆どありません。
こうしたことを意識してビジネスに取り組めると良い結果が出るでしょう。
続いては、Amazon公式と競合してしまったときの対処法について考えましょう。
勝つのは難しい|Amazon公式と競合してしまったときの対処法
Amazon物販をしていると、時々Amazon本体との競合が起こります。
基本的に、私たちはAmazon本体を避けて商品をリサーチし、販売しています。
しかし時折り、後からAmazon本体が相乗り出品をしてくることがあります。
Amazonは売れている商品に出品してくるので、これをやられるとかなりテンションが下がりますね。
しかし、冷静に対応しましょう。
Amazon公式には勝てない
まず覚えておくべきことは、Amazon本体には基本的に勝てないということです。
Amazon本体はカートの獲得率が異常なほど高いです。
更に、多少の赤字が出るくらい値下がりしてもAmazonにはかすり傷にもなりません。
そのため、Amazonはいくら値下げをしてもストップしません。
どんどん追従して値下げしてきます。
例えば、今まで3000円ぐらいで販売していたものを1000円まで値下げしたとしましょう。
それでも、Amazonも追従して1000円くらいまで値下げしてきます。
そして、必ずAmazonがカートを獲得するのです。
ですから、勝ち目はありません。
おすすめしません - Amazonの在庫が切れるのを待つ戦略
どうしても利益を出したいがあまり、Amazon本体の在庫が切れるのを待つという戦略をとる人もいます。
しかし、この方法はおすすめしません。
ですから、ヤフオクやメルカリで併売し、早く在庫をさばいてしまいましょう。
結果としてこれがいちばん良い対処法です。
つまり、Amazonが途中から入ってきたら「この商品はもう利益とるのは難しい」と冷静に判断するべきなのです。
そして、早く在庫を売りさばいて別の商品を探しましょう。
それが成果を出す最短ルートなのです。