皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事で、Amazonの真贋調査の3つのパターンと、その対策方法について解説しました。
今回は、Amazon FBAの梱包ルールのお話ができればと思います。
『FBAの梱包』は単純作業ですが、注意を怠ると信頼を失うようなミスに繋がりかねません。
こちらも、安定的にAmazonビジネスを続けていくために知っておくべき、とても大切な知識です。どうぞお読みください。
この記事は以下のような人にお勧めです。
- Amazon物販初心者の人
- FBAを使い始めた人
単純作業だけど侮れない - Amazon FBAの梱包ルール
Amazon輸入ビジネスを始めたばかりの方は、FBAへの納品作業を自分で行っていると思います。
私自身、最初の4カ月ぐらいは自分で納品作業をしていました。
もし月利5万円以上稼げるようになったら、FBA納品代行業者を利用すると良いでしょう。
例えば、ハッピー転送や福富サポートなどの業者がおすすめです。
さて、このFBAの梱包ですが、しっかりルールが定められています。
もし違反をしてしまうと、アカウント停止につながる可能性があります。
ですからFBAの梱包ルールをしっかり把握しておく必要があります。
それでは、FBAの7つの梱包ルールを確認しましょう。
①商品に元々貼られているバーコードを隠す
商品にもともと貼られているバーコードは、全て隠さなければいけません。
もしバーコードが2つある場合は、片方を白いシールで隠し、もう一方をセラーセントラルで発行したラベルを貼りつけて隠しましょう。
バーコードが1つの場合は、セラーセントラルで発行したラベルを貼りつけて隠せば問題ありません。
商品によっては、思いもよらない場所にバーコードが付いていることもあります。
ですから、注意して隠し忘れが無いよう注意してください。
②商品ラベルを普通紙ではなくシール用紙に印刷する
基本的に、セラーセントラルで発行する商品ラベルはシール用紙に印刷をすると思います。
そこで、シール用紙代をケチってはいけません。
例えば、シール用紙ではなく普通紙に印刷し、テープでとめるほうが安いと思うかもしれません。
しかしこれはアウトです。受け入れてもらえません。
ですので、ここはケチらずに、シール用紙に印刷しましょう。
③ラベルの貼り忘れ、貼り間違いがないか確認する
当たり前ですが、ラベルの貼り忘れもアウトです。
例えば、商品の個数が多かったり、似たような商品、色違いの商品を発送する際に、貼り忘れや貼り間違いが発生することがあります。
万が一これをやってしまうと、Amazonから注意を受けます。
場合によっては、改善策を提出しないとその商品の納品ができなくなることもあります。
ですから、ラベルの貼り忘れや貼り間違いをしないよう注意しましょう。
④ラベルを曲面ではなく平面に貼る
ラベルは平面に貼る必要があります。
これは意外と知られていないルールです。
もし、丸みを帯びている箇所(曲面)に貼り付けてしまうと、受領不可となる可能性が高いです。
ですから、必ず平面に貼るよう注意しましょう。
⑤段ボールを合体させてはいけない
2個の段ボールを、ガムテープなどで貼り合わせて使用することはNGです。
これも受領不可になりますので、気をつけましょう。
⑥緩衝材の種類を確認する
実は、下記の緩衝材は利用不可になっています。
使用できない緩衝材
- 『生分解性物質やコーンスターチで作られているものを含む、あらゆるタイプのバラ状発泡スチロール』
- 『シュレッダー済みのペーパー』
- 『ポリスチレン(Thermocol)チップ』
- 『クリンクル(しわ加工)ラップ』
一方、使用できる緩衝材は以下の通りです。
- 『エアピロー』
- 『紙』
- 『ビニールロール』
- 『新聞紙』
間違えないように注意しましょう。
⑦異物混入が無いか確認する
これもかなり気を付けてほしいポイントです。
しばしば起こり得るのが、梱包作業に使用したハサミやカッターナイフを間違えて混入してしまうことです。
ハサミやカッターナイフは危険物です。
万が一こうした危険物が混入してると、納品自体が停止されてしまいます。
そして、かなりしっかりした改善計画書を提出しないと、納品を復活させることができません。
最悪の場合、一発でアカウント自体が停止されることもあります。
ですから、じゅうぶん注意しましょう。
Amazon FBAの梱包ルールまとめ
Amazon FBAの7つの梱包ルールを確認しました。
梱包と納品は単純な作業です。
しかし、ちょっとしたミスで、最悪の場合アカウント停止になってしまう可能性もあります。
ですから、梱包ルールを注意深く守り、ミスが無いように気を付けましょう。