皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、Amazonビジネスを成長させるための「融資」についてお話ししました。
今回は、「海外セラーとの直接取引」を経験するべき3つの理由を考えてみましょう。
このステップを『飛び級』しようとする人が多いですが、実はここに稼げるねらい目があります。
大切なお話しなので、しっかりとお読みください。
この記事は以下のような人にお勧めです。
- 欧米Amazon輸入の「転売」をしている人
- Amazon輸入の「メーカー仕入れ」があまりうまくいっていない人
「メーカー仕入れ」の前に「海外セラーとの直接取引」を経験するべき3つの理由
現在、欧米Amazon輸入というと、「転売」と「メーカー仕入れ」の二択になっています。
そして、初心者でも「メーカー仕入れ」に早い段階から挑戦する人が多いです。
しかし、私は「転売」→「海外セラーとの直接取引」→「メーカー仕入れ」とステップアップしていくことをおすすめします。
なぜでしょうか?
これには3つの理由があります。
一つ一つ見ていきましょう。
①資金の問題
メーカー仕入れを実践するには、ある程度の資金が必要です。
私の実感としては、200万円以上は必要です。
そのくらいの資金が無いと、仕入れをできるメーカーが限られてしまいます。
ですから、少ない資金で仕入れをするなら、転売か直接取引の方が効率が良いです。
②海外業者とのやり取りや交渉に不慣れ
欧米輸入の極意は海外メーカーとの交渉です。
- 卸値を安くできるか
- MOQを低くできるか
- セラーの限定化ができるか
- 独占契約ができかるか
こうした交渉が、このビジネスで利益を大きく出すコツです。
もし、海外セラーとの直接取引の経験が豊富であれば、卸値の交渉、MOQの交渉、そのタイミングがある程度わかっています。
ですから、メーカー仕入れの前に海外セラーとの直接取引を経験しておくのは大切です。
海外セラーとの取引経験が全くない人がいきなりメーカーと取引をしようとすると、交渉に苦戦します。
交渉の基本を押さえていば実現できたはずの交渉も、経験が乏しいために失敗に終わるかもしれません。
ですから、メーカー取引の事前練習も兼ねて、海外セラーとの直接取引をやっておいた方が良いでしょう。
③取扱商品の系統が異なる
正直に話すと、私たちのような小規模業者がメーカー仕入れできる商品は、2流~5流どころがほとんどです。
一方、転売のために仕入れをするような商品は、有名メーカーの一流品であることが多いです。
ですから、単純転売からメーカー仕入れに移行するとリサーチをする商品の系統がガラッと変わります。
そのため、最初はリサーチに苦戦するでしょう。
リサーチをしていて「どの商品がメーカー仕入れできるのかわからない」という状況に陥りやすいのです。
一方、海外セラーと直接取引をする商品は、転売商品と系統が似ています。
ですから、転売で培ったリサーチスキルやリサーチリストはメーカー仕入れに流用することができます。
これができると、とてもスムーズにリサーチできます。
つまり、転売から海外セラーとの直接取引への移行には「とっかかり」があるので、やりやすいということです。
海外セラーとの直接取引が実は『ねらい目』
また、直接取引はメーカー仕入れほど難しくないにもかかわらず、ポテンシャルは依然として高いです。
そして、単純転売よりも利益が積み上がります。
また何よりも、単純転売で経験するような「不毛な価格競争」に巻き込まれにくいのが良い点です。
ですから、海外セラーとの直接取引もしっかりと実践しましょう。
イワイが経験していた直接取引のオイシイ話し
実は私も、最近まで直接取引をしていました。
なぜかというと「美味しい」からです。
例えば、2社のセラーと取引するだけで月に50万円以上安定して稼げていました。
その期間も長く、1年以上は安定して稼げていたと思います。
今でさえ、取引をすれば月に30万円以上は稼げます。
しかし、メーカー仕入れのほうが更に稼げるのでやっていません。
『飛び級』ではなくステップアップが一番の近道
こうした直接取引でしっかり利益を確保していたので、今はメーカー仕入れに資金投入できているのです。
ですから、転売から『飛び級』してメーカー仕入れを行うのではなく、階段を一段ずつ上がりましょう。
「転売」→「海外セラーとの直接取引」→「メーカー仕入れ」
とステップアップしていくのが、結局は一番の近道です。
更に、メーカーとの直接取引は実践者が減っています。
そのため、以前よりも稼ぎやすくなっています。『ねらい目』でしょう。