皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、総代理店契約(独占販売権)について、具体的な金額も含めてご紹介しました。
今回は、メーカー仕入れにおいて、利益を見込めない場合の対処法についてお話ししたいと思います。
効果的な交渉方法もご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめです。
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メーカ仕入れでなかなか良いメーカーと巡り合えない人
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これからメーカーとの交渉を始めようとしている人
メーカー交渉で利益が見込めない状況を分析
メーカー仕入れは必ず利益が見込めるわけではない
メーカーに打診文を送り見積もりをもらったものの、全く利益が出ない、むしろ赤字になるということがあります。
その理由は、主に以下の2つです。
- 熾烈な価格競争が発生していて、メーカーがその統制をしていない。
- メーカーが卸売りに積極的でない。
では、それぞれについて分析してみましょう。
熾烈な価格競争が発生していて、メーカーがその統制をしていない場合
この場合は、工夫をすれば利益をとれる可能性があります。
先ず、価格競争の現状やデメリットなどをしっかりメーカーお伝えしましょう。
そうすれば、セラーの限定化や価格の統制をしてくれることがあります。
また、価格統制をしっかりすることのメリットも伝えてあげましょう。
たとえ現在販売されている商品の価格統制ができなくても、
新商品の販売前に「新商品については価格競争が発生しないように統制をしてくれないか?」などの交渉をすることができます。
メーカーが卸売りに積極的ではない場合
この場合、利益を出すことは難しい傾向にあります。
そもそもメーカーがOEMセラーのような感じで、卸売りをする気が無い状況です。
この場合、自分たちで販売をしていきたいというスタンスであるため、難しいと言えるでしょう。
卸売りをしてはくれるものの、卸値が高く設定されていて利益を出すのが難しいのです。
確かに、大きなロットで仕入れれば大きく値引きしてくれることはあります。
しかし、基本的に難しいのであきらめるのも一つの手です。
再交渉リストを作成して定期的にアタック
この記事で分析した1の場合は、しっかり赤字メーカーのリストをつけておきましょう。
そして、定期的に価格統制やセラーの限定化交渉をしてみましょう。
また、新商品がいつ発売されるかも聞いてみると良いでしょう。
基本的に価格競争はメーカーも嫌がります。
ですから、その悩みをしっかり解決してあげれば、安定した利益を確保することができます。