皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、メーカーにAmazonでの販売は禁止と言われた時の対処法について考えました。
今回は、総代理店契約(独占販売権)についてお話ししたいと思います。
具体的な金額も出していますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめです。
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独占販売権交渉をしようとしている人
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総代理店契約を断られたことがある人
総代理店契約(独占販売権)のリアルと交渉できる2つのパターン
総代理店契約(独占販売権)のリアル
先日、弊社とお取引がある海外メーカーに独占販売権の交渉をしました。
このメーカーとは半年近く取引をしています。
更に、日本市場での弊社の実績もかなり良いと判断したので、思い切って交渉をしてみました。
相手側も「仕入れのノルマを達成できればあなたに独占権を渡したいと思っている」と言っていました。
そこで、『毎月どのくらい仕入れる必要がありますか?』と聞いてみたところ、550,000USDとお返事をいただきました。
日本円に換算すると7000万円ぐらいです、、、
かなり厳しいですね。。。
もちろん、このメーカーの商品はかなり売れています。
そのため、恐らく他の代理店からもオファーを受けているから強気なのだと思います。
もっと資金や販促力があれば、更に話を進めて『毎月5000万円ぐらいで手を打ってくれないか』と交渉をするのですが、今回は難しそうです。
独占販売権交渉ができる2つのパターン
独占販売権交渉は、こんな感じで一旦保留になることが多いです。
そして、独占権をもらえるパターンは基本的に下記の2つです。
- 販促力、資金力がある
- メーカーからの信頼を大きく勝ち取っている。
上記の二つがないのに、「独占権をください!」「熱意をもって販売します!」とアプローチしても無駄です。
メーカーから「何言っているんだ?」と思われるだけです。
独占販売権をとれなくても、正規代理店としてしっかり活動し続けましょう。
しばらくすれば、また独占権の交渉のチャンスはやってきます。
大事なのは独占権をとることではなく、メーカーにとって一番のパートナーになることです。
そのことを忘れずにメーカーとお付き合いをしてみてください。