皆様こんにちは。
外注化(差別化)Amazon物販、専門コンサルタントのイワイです。
前回の記事では、Amazon輸入ビジネスでぶち当たる「5つの壁」についてお話ししました。
今回は、そうした壁を乗り越えてAmazon物販ビジネスを更に成長させる方法についてお話しします。
この記事は以下のような人にお勧めです。
- 月商100万円が視野に入ってきた人
- 融資を受けるべきか迷っている人
Amazon物販ビジネスで融資を受けるべき理由
Amazon物販で、融資を受けるべきなのか?
Amazon輸入の転売や直接取引のフェーズでは、仕入れにクレジットカードを利用できます。
ですから、手元資金があまりなくても、回転率が良ければ何とかなります。
しかし、資金があった方が良いというのは言うまでもありません。
なぜなら、急に販売アカウントが止まったりしてしまったらどうでしょうか?
そうすると売り上げが入ってこなくなり、クレジットカードの支払いが滞ってしまう可能性があります。
結果として、信用に傷がつき、ビジネスが続けにくくなったりします。
ですから、基本的にAmazon物販は、融資が必要なビジネスと考えてください。
中には、もともと資金が潤沢にあったり、別のビジネスをもっていてそこからの利益で回している人もいるでしょう。
しかし、そうした人は少数派です。
ですから、融資についてしっかり学んでおきましょう。
融資って、そもそも何?
融資とは、銀行からお金を借りることです。
つまり「借金」です。
「借金」と聞くと、抵抗感を幹事つ人もいるでしょう。
実は、私もそうでした。
しかし、一般的な「借金」とビジネスのための「融資」は目的が違います。
そして、その性質も異なります。
それでは、「借金」と「融資」の違いについておさらいしましょう。
「借金」と「融資」の違いとは?
まず、「借金」ですが、これは消費目的でお金を借りることです。
例えば、自分で使うための高額の商品を購入するとか、旅行に行くためのお金を借りるとかですね。
一方「融資」は、消費ではなく投資を目的としてお金を借りることです。
もし、あなたのビジネスがしっかりと利益が取れていて資金回収が手堅い場合、公庫や銀行が「融資」をしてくれるというわけです。
「融資」は消費とは違い、資金回収の見込みがあります。
そのため、借金よりも圧倒的に金利が安いです。
私が受けている融資の金利は1%代が多く、一番高くても2.5%です。
一方、消費者金融からの借金は3%~18%ぐらいに設定されています。
また、返済期間にも違いがあります。
銀行や公庫からの融資の返済期間は、通常5年~7年、融資制度によっては9年返済というものもあります。
一方、消費者金融からの借金の返済期間は、1ヶ月~3年ぐらいが多いのではないでしょうか?
金利が安く返済期間が長いのであれば、借りない手はありません。
基本的に、間違ったことに使用しない限り、融資はメリットしかないと言えます。
融資にデメリットはないのか?
それでは、本当に融資にはデメリットが無いのでしょうか?
もし、融資にデメリットがあるとしたら、それは融資に頼りすぎて「稼ぐ力」が鈍くなってしまうことくらいでしょう。
私たちのビジネスは、基本的には「後出しじゃんけん」です。
ノウハウ通りにやっていれば、大きな失敗は起こりません。
例えば、「たくさん仕入れた商品が売れない」「在庫を抱えすぎた」などということは、ノウハウ通りにやっていれば起こりません。
確かに、価格競争で利益がトントン、もしくはちょっとマイナスになることはあり得ます。
しかし、それは大したことではありません。
ノウハウ通り丁寧にやっていれば、仕入れた商品がすべて不良在庫になり資金が溶けてしまう、ということは起きないはずです。
もし、これが他のビジネスだと、「投入した資金が回収できなかった」などということも普通に起こり得ます。
融資を受けるべきタイミング
では、どのタイミングで融資を受ければいいのでしょうか?
基本的には、資金繰りが厳しくなったらすぐに受けるべきです。
また、月商で考えるなら、月商100万円以上を3か月以上連続で達成してからが良いでしょう。
なぜなら、銀行や公庫の融資審査を通る確率が高まるからです。
また、はじめは日本政策金融公庫から融資を受けることをおすすめします。
なぜなら、政策金融公庫は小さな会社や個人事業主でも融資を受けやすく、金利も低いからです。
次に、地元の信金から融資を受けると良いです。
両方同時に受けるものアリです。
融資を受けないのは「機会損失」だと言える理由
何度もしつこいようですが、融資は基本メリットしかありません。
一方、融資を受けられるのに受けないのは、「機会損失」だと考えるべきです。
融資を受けないことは「機会損失」
融資の年利は多くて3%程度です。
しかし、私たちのビジネスの利回りは、少なくとも10%程度あります。
ですから、利回りのほうが支払い年利より圧倒的に高く、必ず得をするのです。
確かに、融資を受けるにあたって、創業計画書や事業計画書などを作成しないといけません。
少し面倒だと感じるかもしれません。
しかし、それは初回だけの試練だと思って、頑張って作成しましょう。
また、税理士と契約をしている人は、試算表などの会計資料は税理士に作成してもらうようにしましょう。
融資にはいろいろと種類があり、奥が深いです。
ですから、どこか他のタイミングで応用編のお話しができればと考えています。